がんサバイバーとして、経験を活かし生かされる

がんと診断された子育て中のママたちが集う「がんママカフェ」は、小田急多摩線唐木田駅徒歩5分にあるおしゃれで明るいガラス張りのオープンカフェ「カフェ・ド・スール」で月1回定期的に開催されています。

がんと診断された子育て中のママたちが集う「がんママカフェ」は、小田急多摩線唐木田駅徒歩5分にあるおしゃれで明るいガラス張りのオープンカフェ「カフェ・ド・スール」で月1回定期的に開催されています。

同じ思いをしている人を応援したい

世話人の井上文子さん(左)とオーナーの田原愛子さん

世話人の井上文子さんもお店のオーナーである田原愛子さんも、がんサバイバーです。年齢も環境も違う2人ですが、「自分たちががんになったことから、同じ思いをしている人たちを応援したい、手助けできるようになりたい」という強い思いから「がんママカフェ」は開催され、今年の10月14日で26回目を迎えます。

このカフェに集まる人たちの年齢層は、30代〜40代の子育て中のママたちが主流です。田原さんは入院当時を振り返りながら「子どもたちが病院から出てゆく姿をベッドから見ながら、何かしたいと思った」と話します。ご自身進行性のがんで現在も通院しているそうですが、お店では来店者たちにいつも元気を与えている存在です。

がんになった経験を活かしともに生かされる

がんママカフェの様子

「がんママカフェ」は次の3つを軸に活動しています。
1)がんのママたちの出会いの場づくり(月1回の定例会)
2)がんでママを亡くした家族の出会いの場づくり(毎年家族のためのクリスマス会を実施)
3)がん教育 がんになった当事者にしかわからない悩みをオープンに話せる場として、カフェは口コミで広がり、遠方からも通ってくる人たちがいるほど。

その話題の一つは子育て。同じ辛さを共有するサバイバー仲間から、小学生の時はこうだったとか、2人の子供が中高生の時にこうだったとか、一人一人違う体験を聞くことができ元気になれるそう。また、夫への接し方や家族への対応、暮らし方など現実に経験した体験談もこのカフェならでは。「切除した胸を見るのが嫌でお風呂は暗くして入った」とか「あの時かつらがふっ飛んじゃってね……」と笑いあったり涙したり。具体的なお金の話や抗がん剤の辛さや新薬をどうやって飲んだかなど、病院では聞けないこともここでは気軽に聞けたり励まされたり。モヤモヤした気持ちを吐き出して、元気になって帰っていく場所なのです。

カフェ ド スール外観「がんママカフェ」は貸し切り


田原さんは「このお店があることもキャンサーギフトの一つだと思っています。がんになっても、こんなに元気に働けるんだとわかってもらえますから」と。

定例会に集う人は15人前後。
参加希望の人はメール(ganmamacafe@gmail.com)かファクス(042-375-3797)で井上さんへ。

第26回がんママカフェ第1回勉強会日時:10月14日(日)午後3時〜5時テーマ:「がんママが夫にのぞむサポート」。聖マリアンナ医科大学病院乳腺・内分泌外科の小島康之先生の話とパパさん2人の体験談。参加費:ワンドリンク代として500円。
お問い合わせ