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伝統のもちつき

八王子・
日野版


道具そろえる八木橋産業
「ケヤキ材を作った臼でつくもちは格別」

かつては師走も押し詰まれば、「ぺったん、ぺったん」と、臼(うす)ときねを使ったもちつきの音があちらこちらから聞こえてきたものです。家族や親戚、近所の人たちが集まって、みんなで作り上げるもちは、ひと味違ったものになるかもしれません。

どっしりとした臼でつくもちはひと味違います(写真・小泉利夫)

八王子市追分町、追分交差点際の八木橋産業(電042・624・3211)にそろう臼ときねは、これから年末にかけて

出荷の最盛期を迎えます。

同店の臼は、販売数量が全国一というケヤキ材を使った品。

家族・親戚や、自治会などで購入するケースが多く、年末年始やひな祭り、端午の節句などの祝いの行事に、もちつきの慣習があまりない、街なかの人たちからの注文が増えているのが近年の傾向だそうです。

最もよく売れている1尺6寸サイズ(外径48.5㌢)でつけるもち米の目安は2.5升(約3㌔)で、家族や親戚の集まりなどに向いています。価格は13万6500円。

1尺8寸サイズ(同54.5㌢)は、幼稚園や自治会向けで4升(約5.5㌔)つくことができます。17万8500円。

きねは、頭部がケヤキ材、柄がカシ材で、園児向け2寸5分サイズ7350円から特大大人用4寸5分サイズ1万3650円まで各種。

このほか、もちつき時に使う、かまどや釜、せいろ、のし板なども扱っています。

「ケヤキ材を使った臼でつくもちは、おいしさが格別です。特にお雑煮にした時にはその違いが分かりますよ。もちつきは段取りが大切ですが、販売時にはつき方のアドバイスもしています」と、社長の八木橋良成さん。

孫の誕生記念などに、臼に名前や誕生日を彫るオプションサービスも行っています。字数などにより2~3万円プラス。


投稿日:2009 年 11 月 13 日