ショパチケのネットワークが広がりました!

“思い”あふれるグループが活動

東大宮・
宮原・日進
桶川・北本版


地域の1人ひとりがつながり、笑顔になれるまちに。思いを込めた活動で、人の輪を広げ続けるNPO法人、市民グループに展望や夢をうかがいました。

織り物づくりを通じて障害のある人と地域をつなぐ

織の音工房


パタパタ、トントン。縦糸に横糸が通るごとに、カラフルな模様が少しずつ織りあがっていきます。織の音(おりのね)工房(さいたま市北区宮原町3の473。電048・653・1355)は、織り物を通じて障害のある人たちの自立や社会参加を支援するNPO法人織の音アート・福祉協会が運営する工房。現在、約20人の利用者が作品づくりにはげんでいます。

工房ではマフラー、バッグ、ポーチ、エプロン、コサージュやブローチなどの織りフラワーといった織り製品、シルクフラワーなどの繭製品を販売。オーダー制作も受け付けています。「障害があっても細かい作業に向いている人、色彩センスに優れている人もいます。日本の伝統文化である手織りを通じて芸術性を育み、集中力や忍耐力を身に付け、表現する喜びを感じてほしい」と会長の坪井和子さん。

また近年では、秩父の養蚕農家から仕入れる「埼玉県産いろどり繭(まゆ)」を使った生糸や作品の制作も。「現在、絹糸は国産のものが1%しかなく、とても貴重。中でもいろどり繭は保湿、抗酸化、紫外線吸収などの機能が普通繭に比べて高い優れもの。生糸づくりは難しくまだまだ勉強中ですが、絹の魅力を伝えると共に秩父の伝統産業である養蚕を守ることにもつながれば」と、生糸作りを研究中の金施設長も話しています。

感動を届けて上尾を楽しい街に 上尾に「まちの映画館」をつくる会

映画上映会で監督を迎えトークも。「抱擁」坂口香津美監督(右)と佐藤さん


上尾に「まちの映画館」をつくる会は、2011年の東日本大震災をきっかけに、同年6月から活動を始めました。

ふるさと・上尾が幸福度の高いまちになるよう活動を積み重ね、夢の種まきをしています。「震災から学んだことは、普段からどういうまちをつくっているのかが、いざという時に大事だということでした」と同会を立ち上げた佐藤光敏さん。「普段から市民が集まれる場所があれば…」と思い始めたころ、深谷シネマの支配人との出会いがあり、「まちの映画館をつくろう!」と夢を描き始めました。

初回は中越地震からの復興を記録した映画「1000年の山古志」を上映。その後も「武士の家計簿」、上尾でロケが行われた「百万円と苦虫女」…と、心に響く作品を上映。「感動を上尾に!」を活動理念に年4回上映会「上尾de 映画の時間」を開き、今年1月までに24回、延べ来場者4000人近くを数えています。

上映会では、監督を招待したり、映像による監督のメッセージを流したりと、作品がより楽しめる工夫も。また、上尾市育ちの女流講談師・神田あおいさんと協力し、神田あおいと上尾「まち映」寄席も開催。 3月は上尾市国際交流協会や消費生活センターに協力、12日午後0時20分から「ベトナムの風に吹かれて」、26日午前と午後の2回「はなちゃんのみそ汁」をいずれも上尾市コミュニティセンター(上尾市柏座4の2の3)で上映。観覧無料。

佐藤さんへの連絡は電070・5545・9821。


投稿日:2017年2月17日

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