絢香Acoustic Live Tour 2017-2018 ~3STAR RAW~ コトノハ 絢香

奥深いミニチュアドールハウスの世界 陸谷本朋子さんのアトリエで

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3月には個展や画廊への出展も

思い出の場所や建物、夢の世界などさまざまなシーンをミニチュアで表現する「ミニチュアドールハウス」。制作歴20年以上という谷本朋子さんの自宅アトリエ(ミニチュアドールハウスRUNA=八王子市横川町)を訪ねました。

「陸に上がった人魚姫」。第2回八王子ものづくりコンテスト(はちもん)一般投票による最優秀賞受賞作品

室内でひと際目を引いたのは高さ40センチほどの作品「陸に上がった人魚姫」。ツタのからまる家、その前庭にはサンゴ礁と貝をあしらった小さな池が。水の流れ落ちる様子も作り込まれています。ヨーロッパ生まれのミニチュアドールハウスの基本のサイズは世界共通で実寸の12分の1。サイズを統一することで他の作品との組み合わせも自由になります。

「こだわっているのはツタの葉です。素材は樹脂粘土で、葉を1枚1枚手作りして色を付けます。緑や茶などの色合いや、葉の茂り具合で年月の経過や季節を表現できます」と谷本さん。

「過ごしたい場所」(高さ40センチ) 1階にはアンティークショップ等、2階にレストラン。入り口ではライトも照らされる


趣味での製作からプロへと転向をしたきっかけは、十数年前に次女を事故で失うなどの辛い経験が続いたこと。その喪失感を乗り越え、人の心に寄り添う作品を作りたいと思うようになったからだそうです。

ドールハウスと言っても、谷本さんの作品に人形は登場しません。その理由は?

「見る方が作品の中の主人公であってほしいからです。自由に空想していただいて、長く楽しんでくださるのが何より嬉しいです」。かつて、八王子市内のコーヒー豆焙煎店のミニチュアをオーダーした依頼主から、完成後「自分の原点でもある焙煎店とそこでの師匠との思い出が自分だけのものになったようで嬉しい」と声をもらい、制作の励みになったそう。今後は“朝市”をテーマにしてみたいと語ってくれました。

ひな人形は3センチ×4センチ


3月3日~5日、八王子市七国のBEANSTIMEで個展「思い出の風景を形にします」を開催、3月9日~14日「八王子画廊散歩」に出展します。


投稿日:2017年2月24日