絢香Acoustic Live Tour 2017-2018 ~3STAR RAW~ コトノハ 絢香

「災害に備え、負けない街に」市民団体が防災意識を高める活動

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東日本大震災から6年が経とうとしています。みんなで災害に備え、災害に負けない街にするためには…。そんな思いでこつこつと地域で活動を続けている団体を訪ねました。

大切なペットを守るため
災害に備えた準備をチーム猫派

地域イベントで情報を発信


東日本大震災では、東京電力福島第一原子力発電所の事故により住民が一時避難をした後に警戒区域が設定され、ペットや家畜など多くの動物が取り残されました。さいたま市在住の大冨みゆきさんは、当時被災動物の救護活動に携わった経験から門田真由美さんら仲間と共に2013年に「チーム猫派(にゃっぱ)」を設立。災害によって飼い主とペットが離ればなれになる事のないよう、啓蒙活動を行っています。

8年前に猫を飼い始めたのを機に動物愛護団体と関わりを持ち、東日本大震災後、被災動物の救護やシェルターで保護する犬や猫の世話をしていた大冨さん。「警戒区域にはたくさんの動物が残されました。救護されて飼い主と再会できたペットはほんの一部です。私たちの街でもいつ災害が発生するかわかりません。現在、環境省はペットとの同行避難を推奨していますが、飼い主が心の準備と持ち物の準備をしておかないと愛するペットとの一生の別れになってしまう可能性が高いのです」と話します。

大切なのはしつけや健康管理、身元不明にならないための迷子札やマイクロチップを装着しておく事、ペット用防災用品の準備など。「飼い主1人ひとりが防災の意識を高め、いざというとき助け合えるよう地域の人たちで話し合っているとよいですね」とも。

フクシマの警戒区域で犬を救護したときの様子

現在は、地域のイベントなどに参加して警戒区域での救護活動の写真展示や情報発信、手作りグッズを販売して売り上げをシェルターなどに寄付することが活動の中心。「(東日本大震災の被災ペットの状況を)知ってしまった以上、少しでも自分たちにできることをしていかなければ。まずは自分たちの街から、災害時の備えの大切さについて伝えていきたいと思っています」。

問い合わせなどはブログ(「チーム猫派」で検索)から。

災害時に自分でできる応急処置を普及させたい
上尾市で市民講座開催DMFRT

市民講座でレクチャー


DMFRT(ディムフォート)は、東日本大震災の時宮城県と福島県に災害支援ボランティアに行った柔道整復師の有志を中心に、平成23年4月に結成されました。

「被災地では、命に関わるけがや病気の手当てが最優先です。比較的軽症の人は、痛くても我慢し手当ての順番を待つことになります。実際に現場では捻挫、突き指などの痛みに耐えている人が多いことに気付きました」と代表の岡田耕さん。

「何かあった時、現場ですぐに痛みを取り除ける君たち柔道整復師が役に立つ」と医師から言われたメンバーは、「もっと一般の人たちにも応急処置を知ってもらえれば」と考えを広げ、チームを結成。これまでに上尾市市民活動支援センターで3回市民講座を開いています。

講座は「身近なものを使い、なるべく簡単で分かりやすく」がテーマ。指のけがをした際に新聞紙や手ぬぐい、ハンカチを使って自分で固定する方法、新聞紙で関節を固定する方法、足のけがを固定する方法、松葉杖の使い方などを参加者にレクチャーしています。

「自助、共助、公助のうち、被災した時に公助が隅々までいきわたらなくなる恐れがあります。自助と共助で乗り切れるよう備えられれば」と話しています。今後はマニュアルを作成し、活動を全国に広めるのが目標。出張講座も受け付けます。

問い合わせは岡田さん(電048・777・7333あおぞら接骨院)へ。


投稿日:2017年3月10日