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この人に聞く 地域と連携した〝交通まちづくり〞を

川越中央版坂戸・鶴ヶ島版


イーグルバス 代表取締役社長 谷島賢さん

「地域、人、心を結ぶバス事業」を掲げ、地域おこしの観光事業や社会貢献活動で注目を集めている「イーグルバス」。谷島賢社長に昨年の取り組みと、2018年の抱負を聞きました。

会社創業の原点「創客」の書を前に、谷島賢社長

公共交通事業者でまちづくりに協力

イーグルバス(川越市中原町2の8の2。電049・226・0111)の創業は1980年。送迎、観光、空港路線、高速バス事業を手掛ける中で、地域と連携した〝交通まちづくり〞にも力を入れています。

そのひとつが、谷島社長が実行委員長を務める「英語の通じる街」実行委員会が川越で2016年に初開催した英語で日本の魅力を伝えるコンテスト。昨年第2回は同社のほか、JR東日本、東武鉄道、西武鉄道、東武バスウエスト、西武バスの市内公共交通事業者全社が協力しました。

「交通で地域をつなぐ事業者によるまちづくりのひとつ。JR東日本さんはコンテストにも出場していただきました。2020年を見据えて、英語の通じる街・川越の実現を目指しています」と谷島社長。3回目は今年7月に開催予定。今回は近隣の大学との協力も考えているそうです。

地域の観光交流をつなぐ〝ハブ都市・川越〞に

若葉駅、川越駅、大宮駅、東京駅、新宿駅、秋葉原駅から京都、大阪を結ぶ高速バス「ムーンスター号」。携帯、スマホ充電用コンセント、低反発クッション付きなど、長距離に配慮した車内空間に

さらに川越と京都、大阪を結ぶ高速バス事業では、昨年12月1日に東京駅にバス停が新設されたほか、川越と京都との交流キャンペーンも行っています。「高速バスご乗車のお客さまに、京都の伝統和菓子・生八ツ橋でおもてなしさせていただくサービスです。京都の文化は学ぶべきものが多いですね」。

日本文化は外国人観光客の興味も高く、江戸時代の面影を残す「小江戸川越」でも年々増加。最近は外国人観光客や若者の着物姿をよく見かけるようになりました。「着物で来店すると特典が受けられる『川越きものの日』制定から6年。日本文化の広がりを実感しています。新しいことを続けるのは大変ですが、始めたことは続ける。これが川越人の強みかもしれません」と谷島社長。

川越を広域観光の拠点となるハブ都市としてとらえ、古都・京都や、同社が路線バス再生に取り組んだ和紙の里・東秩父村を結び「行政の枠を超えて、地域の観光交流をバス会社が担っていければ」と力を込めます。

人材育成とラオスでのバス事業改善

人材育成とラオスでのバス事業改善こうしたバス事業を支えているのは運転手。川越を巡回する観光バスでは英語対応できる運転手のトレーニングや、新たな人材育成にも取り組んでいます。また昨年、貸切バス事業者安全性評価認定委員会による安全性評価認定で三つ星認定を受けたほか、「第27回プロが選ぶ優良バス30選」のベスト10にも入選しました。「運転手さんとの新しい縁も楽しみ。バスを通じてまちづくり、人づくりに貢献していきたいですね」。

路線バス活性化事業は、ラオスでも進行中。バスが結んでいく今後の事業に期待が高まります。


投稿日:2018年2月2日