大相撲越谷場所

伝統の技で八王子から世界へ あめ細工師水木貴広さん

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大学卒業後、地方公務員などを経て20代であめ細工師に転身した八王子市出身の水木貴広さん。あめ細工の魅力、海外での反応などを実演中の水木さんに聞きました。

迷うことなくあめにはさみを入れていく水木さん

縁起がいい昇り龍

丸くまるめた熱々のあめを和はさみで切ったり、曲げたり、伸ばしたり。素早く、滑らかな和はさみの動きに目をとられていると、あっという間(約2分)に鮮やかな緑色の龍の完成です。

-普段はどんな場所で実演しているのですか?
「イベント会場や老人ホームなどの施設に伺うこともあります。最近は、個人のお客さまのご要望でお誕生日のサプライズプレゼントとして呼ばれたことがあります」。

-あめ細工を始めたきっかけは?
「20代の頃、子ども番組であめ細工を見て、まん丸のあめが見る見るうちに動物などの形になっていくのが面白くて。しかも、それを和はさみ1本でやっているところに引かれました」。
水木さんの実家では和はさみが身近にあり、幼い頃から自身もよく使う道具の1つだったそうです。
その後は〝この人だ〞と思うあめ細工師を探して全国を歩き、見てまねて、だんだん自分のあめ細工を作りあげていきました。そして保育園やお寺などで実演を始めるうち、他の場所からも声が掛かり、徐々に本業になっていったそうです。

今年の干支・犬は人気

-水木さんのこだわりは?
「昔懐かしい素朴さみたいなものでしょうか。あめを膨らませて大きく作るものもありますが、私の場合はしっかりとした硬さのあるあめ細工です。あめを引っ張ってきれいな曲線を作りたいと思っています」。

-海外にも行かれていますが、どんな国に?
「アメリカやヨーロッパ、アジアのほか、中東も多いです。アブダビは多い時で年3回ほど、政府や石油会社などのパーティーに行っています。馬やワシなどが人気ですね」。

取材時は撮影しやすいよう、いつもよりスピードをわずかに落としてくれた水木さん。そんな自然体の優しさが、作り出すあめ細工にも表されているようです。

八王子市内では、高尾山で行われる山の日のイベント等で披露することも。活動の詳細はホームページで。


投稿日:2018年2月9日

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