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日野市の牛舎「百草ファーム」

日野版


日野市百草で酪農を営んで61年になる「百草ファーム」の2代目にあたる大木聡さんは、酪農のパイオニア的存在です。百草園駅近くのジェラートショップ「アルティジャーノ・ジェラテリア」(電042・599・2880)は、百草ファームの直営店です。

のんびり穏やかな牛舎の牛たち

牛舎は、宅地化が進んだ住宅地の一角にありました。ほのかに香る木の香りの中で、牛たちはのどかに草を食みます。どの牛も皮膚が柔らかそうで美しく、思わず触れたくなります。

酪農家になるまで

大木聡さん

大木さんが、百草ファームを継いだのは37歳の時。酪農に就くには遅い年齢でした。東京農業大学畜産学科を卒業後、社会勉強をしたいと、アルバイトをしていたガソリンスタンドにそのまま就職。朝晩家業を手伝いながら、勤務先では店舗の運営や集客力に長け、経営不振の店舗の立て直しを図り店長へ。その店舗は、都内同系列の売り上げトップになり、他県からも視察に来るほど。

牛たちの健康が一番

子牛との触れ合いも楽しめます。現在雌の子牛が3頭います

父親の跡を継ぐため、地位もキャリアも白紙に戻し、酪農一筋になった当時の牛は12頭。後継牛もなく経営は決して余裕のあるものではなかったと。そこで大木さんは、「牛舎にはその規模にあった搾乳牛で満たさなければいけない」と考え、借り入れた資金で10頭増やし、自分なりの飼養管理へ改善。増頭直後は牛の事故も多かったそうですが、今は年間を通してほとんどないそうです。「牛たちが健康に過ごすことは、一番大切なこと」と。そのための努力は惜しみません。

目標は理想の牛作り

牛舎はそれとわかるようにホルスタイン柄に自らペイント

かつて培った経営ノウハウを生かして、2005年4月にジェラートショップ「アルティジャーノ・ジェラテリア」をオープン。川崎街道沿いに見えるこの店は遠方からのお客さんも多い人気店です。「しぼりたてミルク」は一番人気でお薦め。大木さんの当面の目標は、スタイリッシュな容姿に乳器のそろった牛作りが目標。今年も昨年に引き続き、優勝を狙って春の乳牛品評会に出品します。


投稿日:2018年4月13日

カテゴリ: 地域の情報,日野版