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和風庭園に佇む旧富澤家住宅

日野版


 和風庭園に佇む旧富澤家住宅は︑多摩センター駅から約8分、多摩中央公園の中にあり観光地としても人気のスポットです。建築手法、形式などから推定建築年代は世紀中頃から後半とされています。平成2年に復元移築され、現在は多摩市の文化財として公開されています。

入母屋造りの旧富澤住宅

 富澤家の先祖政本は今川家の家臣で、1560(永禄3)年、今川義元が桶狭間の戦いで滅ぼされたあと逃れてこの地に土着したそうです。その後、政本の子忠岐(通称忠右衛門)が初代名主を務め、以後代々連光寺村の名主を世襲。明治天皇が、何度となく行幸した際に「御小休所」として利用された由緒ある家です。
 15代・政恕は文武に長け、和歌や詩文も多く残しています。当時、屋敷には道場もあり、若かりし近藤勇や土方歳三らが出稽古に来ていたそう。そのため、新選組とは縁のある家になります。

土間からの眺め

 母屋の規模は桁行9・5間(約㍍)、梁行5間(約9㍍)。間取りは上層民家特有の間取りで、客座敷と日常生活とを完全に分離させた広間型多間取りです。構造は入母屋造り。トンボぐちから土間を通り突き当たりはカマドが二つ。移築の際狭くなったそうですが、元々、土間もカマドも現在の倍以上の広さだったそう。大黒柱を中心に土間と茶の間と広間が広がり、囲炉裏のある茶の間も広間も当時のぜいたくな日本建築が見られます。そして、どの部屋にも部屋に合った神棚が設けられ、当時の人々の暮らしぶりを感じます。

式台付き玄関からの眺め

 接客としての玄関、式台付き玄関からは小座敷、中之間、奥の間と広がり、部屋の造りなど貴重なおもてなしの世界を見ることができます。文化財として公開しているとともに、学習、語らいの場として奥の間等4部屋を貸し出しています(有料)。5人以上から利用可能。他にイベントもあり9月はお月見会を開催。施設への入場は無料。
詳細は多摩市役所教育振興課(電042・338・6883)へ。


投稿日:2018年9月7日

カテゴリ: 地域の情報,日野版