ショッパー2222号記念!三遊亭円楽 独演会

八王子北版の記事一覧

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2018年9月21日

おいでよ!子供文庫へ

 図書館に行くにはちょっと遠い……。そんな時は八王子市内にある「子ども文庫」を利用してみては。1人でも友達とでも、ママもパパも利用できる子ども文庫は〝ご近所の図書室〞のようです。

子どもに寄り添う

八王子子ども文庫連絡協議会の代表・大橋道代さん(右)と桑原由美さん

取材したのは、八王子ども文庫連絡協議会以下文庫連)会員文庫1つ、西武北野台子ど文庫です。開庫は月2。普段は自治会館会議内の3畳ほどの収納スースに本をしまい、開の時だけ本を並べるとう方式です。蔵書は約3000冊。市内の図書館から借りているものと、購入した本で成り立っています。
「文庫に来る子どもたちには、いい本に出合ってほしいので蔵書選びは重要です。人気のあるなしにとらわれず、あの子にはこの本を読んでほしいなと思いながら選ぶこともあります」と語るのは運営世話人の1人、桑原由美さん。同じく世話人で文庫連の代表も務める大橋道代さんは「これだ、と選び抜いた本を自ら子どもに手渡し、読後に〝どうだった?〞と感想を聞くこともあります」と笑顔で話してくれました。こうしたふれあいは大きな図書館とはひと味違う魅力です。

 

文庫オープンは35年前

その場でママが読み聞かせ
することもできる

西武北野台子ども文庫は今から35 年前、八王子市に中央図書館ができる2年前に〝子どもたちの身近にもっと本を〞と願う親たちの思いからオープンしたそうです。
1983年10月19日。当日の記録には「雨。肌寒く、第1回開庫としては、出足が心配だった」とあり、初日を迎えた不安が伝わってきます。しかし終わってみれば113人もの利用者が。その後もクリスマスなど季節の催しや工作教室が開かれ、どんな読み聞かせをしたかなどが記録されています。読書以外でも子どもたちの心を育む姿勢は、時を経た今へと受け継がれているようです。

子ども文庫の役割

 一時は少なくなった子どもの数も最近、再び増加の傾向が見られるという北野台エリア。地域のコミュニケーションの場としても、今後も活用される機会が増えていくことでしょう。


2018年9月14日

お稽古にお座敷に大忙し!新人芸者たち

風情ある黒塀が立ち並ぶ八王子・中町。八王子花柳界には7軒の置屋(ゆき乃恵、菊よし、ゑん家、恵美寿家、初鶴本、分竹本、寿の家)があり、現在20人ほどの芸者さんが所属しています。2017年に芸妓の世界に飛び込んだ新人芸者の小鶴さん(=小)、ふく弥さん(=ふ)、半玉のてる葉さん(=て)に話を聞きました。

今夏完成した、新「見番」2階の舞台・松の絵の前で

 ―芸者を目指したきっかけ・八王子花柳界を選んだ理由

てる葉さん(置屋ゆき乃恵)
秋田県出身

小「家が日本舞踊の稽古場で子どものころから踊りや三味線に親しむ環境にあり、古典的な世界に興味がありました。進路を考えていた短大1年生の時に、八王子まつりの『宵宮の舞』で小太郎お母さんの踊りに心を打たれ、八王子の芸者になりたいと置屋菊よしにメールしました」

ふ「昔、京都の花街の近くで働いていたこともあり、花柳界にあこがれていました。インターネットで調べていくうちに八王子の花柳界を知り、置屋ゆき乃恵のお稽古を見学させていただき、めぐみお母さんのお人柄にほれて入門を決めました。まったくの未経験で年齢も年齢だったので断られるかと思ったのですが……。お母さんやお姉さん方に一から教えていただいています」

て「テレビドラマの影響で着物を着る仕事をしたいと思っていて。京都の舞妓さんが頭に浮かびましたが年齢的に遅いとあきらめかけていたところ八王子花柳界を知り、高校を卒業後、秋田県から芸者になるため上京しました」

 

ふく弥さん(置屋ゆき乃恵)
千葉県出身

 ―新人芸者さんの一日のスケジュールは?
一同「朝9時に髪結いさんで日本髪に仕上げていただき、10時から夕方4時くらいまでお稽古。帰ってきてお座敷の支度をして6時からお座敷というパターンが多いです」

―日舞や三味線のお稽古の毎日。休日の過ごし方は?
小「髪の毛が下ろせるお休みの日は友達と会って食事をしたり、買い物をしたり」
ふ「私はあんまり買い物に出ないんですが……。休憩時間が合った時はこの3人でご飯を食べに行ったりします」

 

 ―人前に出るお仕事。気を付けていることはありますか?
て「特別なことはしていませんが、日焼けには気を付けています。あまりの日差しの強さに八王子に来て初めて日傘を買いました(笑)」

小鶴さん(置屋菊よし)
北海道旭川市出身

 ―今後の目標を教えてください
小「今やっているお稽古をひとつひとつ確実に身に付けて、お座敷でもいい芸が披露できるように頑張っていきたいです」

ふ「9月のおわら風の舞では囃子方で出演させていただきますので、もっと練習をしてお姉さん方の足を引っ張らないようにしたいです」

て「9月のイベントでは初めてお姉さん方と一緒に踊らせていただきます。いろいろなイベントに出られるように頑張ります」

芸者さんならではの凜とした美しさはもちろんのこと、とってもフレンドリー。八王子芸者が市民に親しまれている理由がわかりました。

■直近の八王子芸者衆の出演イベントは▽9月15日=第15回越中八尾おわら風の舞in八王子(八王子駅北口周辺)▽9月20日=八王子芸者衆のおどり(子安神社)▽9月22日、23日=伝承のたまてばこ(八王子駅北口西放射線ユーロード)▽9月29日=第5 回八王子、夢の花街にユーロード(同)。


2018年9月7日

直ったよ!笑みがこぼれるおもちゃの病院

 大切にしているお気に入りのおもちゃが壊れてしまった時、どうしていますか。おもちゃドクターがいるおもちゃの病院では修理を受け付けています。

動くようになったよ。嬉しいな!

 壊れたおもちゃを修理するおもちゃの病院は、あったかホールエコひろばで第1、2、3金曜の午前10時〜午後3時に開設しています。部品代などが別途掛かる場合がありますが原則修理は無料。ここで4 人のおもちゃドクターが経験や専門技術を活かし、ボランティアとして活動しています。
 ドクターの1人、立石寛さんは元エンジニア。定年退職してから日本おもちゃ病院協会のおもちゃドクター養成講座を受講し、ドクターになりました。機械や電気の知識はありましたが、持ち込まれるおもちゃはいろいろな種類があり、初めて見るものも。どう動くものなのか、どう使うものなのか、わからない場合が多く、そんな時はインターネットを使って調べています。そのことに時間が掛かる場合もあるので、修理したいおもちゃを持参する際は外れたり割れたりした部品と、箱や説明書、付属品があればぜひ持ってきてほしいそうです。

プラレールの修理依頼が一番多い

おもちゃドクターの皆さん。入院(預かり)した物は家でじっくり直すそう

 修理依頼が一番多いのはプラレールなどの鉄道玩具。連結部分の破損や動かない、走らないなどさまざま。次に電動タイプの縫いぐるみ、ラジコンの3種で全体の半数を占めます。昨年は持ち込まれた97%、350件ほどの修理を完了しました。
 「こんなにひどく壊れているおもちゃの修理は無理だろうと思わず、とりあえずは持ってきてください。持ち込まれたおもちゃがどんな状態であれ、諦めない気持ちで取り組んでいます。動くようになればまた自分で使ったり、誰かにあげたりできますから。すぐに捨てずに直して使う。物を大切にする気持ち〝もったいない精神〞を子どもたちに持ってもらいたいです」と立石さん。

おもちゃの状態を修理カルテに記入

 八王子市在住の門馬奈緒美さんは、春樹ちゃんの汽車の修理に訪れました。まずは修理カルテに記入。ドクターは話を聞きながらおもちゃを手に取り診察します。特別な器具を使用し、おもちゃを分解していきました。
 「以前あったかホールに来た時におもちゃの病院の存在を知りました。随分前から動かなくなっていたのですが、息子のお気に入りで捨てることができませんでした。ダメ元で持ってきてみましたが、また動くようになってびっくり。他にも修理してほしいおもちゃがあるので今度、持ってきます」と門馬さん。
 修理したおもちゃの持ち主の子どもたちから「ありがとう」の言葉や、写真、お礼の手紙をもらうととても嬉しく、おもちゃの病院は生きがいだとドクターの皆さんは話してくれました。

おもちゃの病院
エコひろば(あったかホール内)八王子市北野町596‐3
☎042・656・3054
第1、2、3金曜、午前10時~午後3時
※修理できないものもあります。
詳しくは日本おもちゃ病院協会のホームページで確認を

2018年8月31日

首都(多摩)直下型地震への備え ~回復力のあるコミュニティを創る

首都大学東京、都市政策科学科・市古太郎教授は、防災・復興まちづくりの研究者です。市古教授は、大災害が発生する「事前」に被害を想定して、生活再建・復興計画をまとめておく考え方「事前復興まちづくり」を提唱しています。

市古研究室でサポートした気仙沼での住まい再建ワークショップ

市古太郎 教授

市古教授は、これまで新潟県中越、中越沖柏崎、阪神・淡路大地震、熊本地震といった国内災害のほか、台湾、トルコ、インド洋大津波の被災地復興調査に取り組んできました。東日本大地震では、三陸被災地の人々に寄り添う復興まちづくり研究を今も精力的に進めています。


事前復興まちづくり

これらの災害復興研究の取り組みを通して、「事前復興まちづくり」を提唱。都区内に限らず八王子・町田・調布など市部でも、地域の人たちと共に、多様な防災力向上を目指してワークショップを企画、支援しています。そうした市古教授に、八王子・日野周辺エリアにおける地震の向き合い方を伺いました。

地域特有の注意点

「現在M7・3クラスの直下地震は何処で起きてもおかしくない状況です。被害イメージは、地震火災(大火災)とは異なった形の災害になります」と指摘。次の4点に気を付けたいと話しました。

地形や建物による影響。建築基準法が変わり、耐震性が高い建物とそうでない建物が混在。自宅は大丈夫だが隣は倒壊といった現象。斜面住宅が多い地域は、地盤災害が発生し中越地震のように道路が寸断され、一部孤立する地域も発生。

間接被害による影響。自宅は大丈夫でも鉄道が動かず帰宅困難や、ライフラインがストップするなど。スーパーやコンビニに商品がないサプライチェーン途絶による生活被害が発生。

気象災害の影響。近くの河川が氾濫する、裏山が崩れるなど想定。洪水ハザードマップや土砂災害ハザードマップの2つを確認することが重要。自宅だけでなく、子どもたちの通学路や避難場所にもなっている学
校付近などに注意。普段から親子で散歩をしながらマップを見る習慣を。

多摩エリアは被害が少ない地域。2000年三宅島の島民を受け入れた経緯もある地域のため、他者を支援する伝統を継承したい。


2018年8月24日

多彩なテーマで科学を楽しく

第25 回工学院大学 
わくわくサイエンス祭 科学教室
8月25日、26日 午前10時~午後4時

 八王子市中野町2665の工学院大学(電042・628・4835)は8月25日と26日午前10時〜午後4時、「第25回工学院大学わくわくサイエンス祭科学教室」を開催。多摩地域の子どもたちに科学の面白さを知ってもらいたいと1994年から続くサイエンスイベントで、科学や物理をテーマにした80 以上の催しを実施。未就学児や大人が楽しめる内容もあり、毎年延べ7500人以上が来場しています。

巨大シャボン玉の内側の世界を体験しよう

夏休みの自由研究や工作のヒントになりそうな内容の多い同教室。帰宅後の振り返りに活用できる実験ガイドブックの配布や、自分で作ったものをお土産として持ち帰りできることも魅力の一つ。思い出に残ると好評です。

対象年齢は未就学児から大人まで幅広く対応。一部オンライン事前申し込みが必要なものがありますが、ほとんどが当日自由に参加できます。小学校低学年向けの「高分子を使ってボールをつくろう!」(写真①)はマイクロカプセル技術を使ってカラフルなボールを水中で泳がせたり、医療用材料を使ってオリジナルのスーパーボールを作製します。小学校高学年向けの「ガラスで遊ぼう」(②)はガラス管をガスバーナーで熱することでガラスが柔らかくなる特性を学び、オリジナルマドラーを作ります。

 中学生向けの「バナナからDNAを取り出そう」は簡単に用意できる身近なものを使ってバナナからDNAを取り出して視覚化します。
他に人気の高い演示テーマは「スライム作り」(③)や「小麦粉粘土で遊ぼう!」(④)、コンクリートでペーパーウエイトを作る「こんくりくん〜流れるキラキラ」(⑤)、血液に反応して光るルミノール反応を体験しよう(⑥)など。


小学生にお薦めのものから、中学生、高校生向けのテーマもあり、2日間では回りきれないほど盛りだくさんです。
このイベントは先生役として教えてくれるのが大学生を中心とする学生です。教える側として、技術力、コミュニケーション能力を磨き、参加者の「お姉さん、お兄さんが優しく教えてくれて楽しかった」という声が毎年たくさん届くことで大きく成長しています。
「子どもたちの笑顔、真剣なまなざしと生き生きとした表情を科学の力で引き出します。未来を支える科学好きの子どもたちが増えることを願っています」とイベント担当者。
テーマの内容や実施時間、お薦め年齢層などはホームページから確認を。小学校低学年以下の子どもは保護者同伴で。


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